美容整形外科での豊胸術で最も多く行われている手術が、「インプラント豊胸術」です
。
「インプラント」とは、自然物や人工物を胸部分に注入したり、埋め込んで乳房を作り上げる豊胸術です。
そして、もうひとつ、最近増えてきているのが「CAL組織増大術と代替可能術」の組み合わせでの豊胸術です。
以下に、「インプラント」として使用されている物質、CAL組織増大術と代替可能術とその特徴、短所、長所について記入しました。参考にしてみてください。
■インプラント豊胸術の内容術
インプラント豊胸術では主に下記の3つの種類の人工インプラントが使われています。
1、インプラントの種類生理食塩水バッグ:
滅菌された生理食塩水が外膜に包まれています。
2、シリコンジェルバッグ:
粘度が低く液体に近いシリコンのジェルが外膜に包まれています。
3、コヒーシブシリコンジェルバッグ:
外膜が破れても簡単には漏れ出さないよう、粘度の高いシリコンが外膜に包まれています 。
■CAL組織増大術と代替可能な治療方法
治療方法・長所・ 短所の順にまとめてみました。
1、治療方法:ヒアルロン酸などの注入剤使用治療
長所:体の組織を採取する必要がない。
短所:吸収されて無くなる。効果が低い。
2、治療方法:人工物(プロテーゼ)の挿入
長所:体の組織を採取する必要がない。 増大する大きさが選択できる(片側200ccを超える大きさも可能)。
短所:細菌感染しやすい。
皮膚切開を必要とし、線状瘢痕が残る。
異物反応で周りが固くなるカプセル拘縮を起こすリスクが高い。
シリコンバッグなどは時間が経つと中身が漏れる傾向がある。
3、治療方法:通常の吸引脂肪移植
長所:異物反応が起こらない。脂肪吸引で痩せることができる。
「かたまり」で移植するのではない為、形態修正の自由度が高い。
短所:生着率が低い。「かたまり」で移植されると石灰化を起こしたり、感染することがある。
4、治療方法:CAL組織増大術
長所:異物反応が起こらない。脂肪吸引で痩せることができる。
「かたまり」で移植するのではない為、形態修正の自由度が高い。
石灰化や線維化を起こしにくく、安全性が高い。
従来の脂肪移植に比べて、生着率が高く、組織増大効果が大きい。
短所:組織を採取する必要がある。1回の手術で、極端に大きな増大は難しい。
5、治療方法:真皮脂肪移植
長所:通常の吸引脂肪よりは生着しやすい。
短所:他の部分の組織が無くなる。
皮膚切開を必要とし線状瘢痕が残る。
形態修正の自由度が低い。
6、治療方法:有茎皮弁(筋皮弁・脂肪弁を含む)移植
長所:通常の吸引脂肪よりは大きな組織を移植できる。
短所:他の部分の組織が無くなる。
大きな皮膚切開を必要とし、線状瘢痕が残る。
移植できる場所が限られる。組織の一部が壊死しやすい。
形態修正の自由度が低い。
7、治療方法:血管柄付き遊離組織移植
長所:有茎皮弁(筋皮弁・脂肪弁を含む)に比べ組織を移動させやすい。
短所:他の部分の組織が無くなる。
大きな皮膚切開を必要とし、線状瘢痕が残る。
吻合血管が詰まると移植組織がすべて壊死する。
組織の一部が壊死しやすい。形態修正の自由度が低い。











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